志葉玲タイムス

ジャーナリストが戦争・平和、人権、環境etcをテーマに発信

【今日の一言】はっきり言うと、志葉は陰謀論の類が嫌いです。

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はっきり言うと、志葉は陰謀論の類が嫌いです。
 
自分でちゃんと取材したわけでもなく、テキトーにネットに流れている信頼性のない情報(意図的に流されたデマであることも多い)を拾って、さも「これが真実!」とドヤ顔するヒトビトが多いこと多いこと。こうしたヒトビトはジャーナリズムを貶めています。何より、陰謀論には、人権や社会正義をないがしろにし、差別や偏見を煽るものが多いし、陰謀論を唱えているヒトが差別主義者ということが往々にしてあるからです。

  また、温暖化懐疑論に至っては、石油メジャーなどの化石燃料業界が、自らの既得利権のために大金をバラまいて陰謀論を広めている、という面もあります。陰謀論をもてはやす人々は「世界を牛耳る裏の組織に真実を暴露することで対抗する」的な主張が大好きですが、結果として、世界を危うくしている巨大企業の既得利権を守ることに一役買ってしまっているのは何とも皮肉ですね。

  一方、近年ますますこの手の陰謀論がもてはやされる背景には、既存の大手メディアへの信頼が低下していることもあるのでしょう。陰謀論をもてはやす層には、どちらかと言うと、政治的志向ではリベラルである側の人々もいるのですが、こういう層も陰謀論にはまりがちなのは、マスコミ幹部が政権側と会食するなど権力に媚びへつらったり、電通やトヨタなど業界を牛耳る大企業、原発事故以前は東電などの大手電力会社などの問題を追及しない姿勢が露骨だったりしたからでしょう。

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 だからこそ、ジャーナリストは、タブーを恐れず大胆に、かつしっかりとした取材による確かな事実の裏付けをもって、情報を発信しないといけないのだろうな、と思います。また、受け手にも、報道というものはサスペンス映画やミステリー小説のような娯楽ではなく、よりよい世界、社会正義のためにあるということをわかってもらいたいな、とも思います。

 (了)

 



 

 

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