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「中曽根元首相の葬儀に税金約1億円」への秀逸過ぎる批判が多数 

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      ツイッターの投稿より


 昨年11月に死去した中曽根康弘元首相の「内閣・自民党合同葬」の経費として、政府は今月25日、今年度予算の予備費から約9643万円を支出することを閣議決定した。だが、コロナ禍の中で多くの人々が経済苦に陥っている中、また菅首相が「自助」「共助」を主張することから、ツイッター上では、#中曽根の葬式に税金出すな と「内閣・自民党合同葬」に税金を支出することへ反対する投稿が相次いだ。

 

 

 中曽根元首相の葬儀への税金支出への反対する投稿の中でも、長谷川羽衣子さん(グリーン・ニューディール政策研究会事務局長)のツイートは秀逸だ。 

  

 また、元新潟県知事で医師・弁護士の米山隆一さんは、「河井夫妻に政党交付金1億2000万円払う程潤沢な資金を有する自民党が払えばよい事」と皮肉った。

  

 菅首相が「自助」「共助」と自己責任を強調するような発言をしている中で、自民党の元首相の葬儀は「公助」であることに違和感を訴える投稿も。

 

  

  

   菅首相は就任後の会見で「安倍政権の取り組みを継承し、前に進めていく」と発言したが、政治の私物化も継承するということなのだろう。

(了)

 

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