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NZアーダーン首相と安倍首相の落差「核兵器ゼロ、本来日本が言うべき」との声多数 【今日のニュース】

 

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ニュージーランドのアーダーン首相の反核メッセージ動画より


 今年の8月6日、9日は、広島と長崎への原爆投下から75年となる。ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は今月6日に動画を公開。核兵器禁止条約を全ての核保有国が批准するよう求めた。

   

"75年前、世界は核兵器の壊滅的な人道的影響を目の当たりにしました。それは二度と起こってはならないことです。ヒロシマとナガサキの犠牲者に報いるのは、「核のゼロ」だけです。アーダーン首相は、すべての国に核兵器禁止条約への参加を促しています"

 アーダーン首相のメッセージ全文は、ハフィントンポスト日本版に日本語訳が紹介されている。

 

www.huffingtonpost.jp

 

  核兵器禁止条約は、核兵器の開発・保有・使用などを法的に禁止する国際条約。2017年7月に採択された。条約の発効には50カ国・地域の批准が必要で、現在43カ国が批准しているが、日本は「唯一の被爆国」でありながら、核兵器禁止条約を批准していない。これについては、核兵器禁止条約の採択に奔走し、ノーベル平和賞を受賞した国際的な半核ネットワーク「ICAN」からも厳しい声があがっている。

 

news.yahoo.co.jp「日本政府はハッキリ言いたくはないのでしょうが、核抑止とは、いざとなれば、米国が広島や長崎で行ったことを、他の国にもしてやる、ということでしょう」(ICAN事務局長ベアトリス・フィン氏)

 

 今月6日に広島市で行われた平和記念式典でも、安倍晋三首相はその演説の中で、核兵器禁止条約に触れなかった。同条約が2017年7月に国連で採択されて以来、安倍首相は一度も平和記念式典で同条約について言及していない。

 

 今回の核兵器禁止条約批准を求めるアーダーン首相の動画を受けて、ツイッター上では、玉城デニー・沖縄県知事などが「本来、日本が主張すべきこと」等、アーダーン首相のメッセージを称賛しつつ、「唯一の被爆国」日本の不甲斐なさを嘆く声が相次いだ。

 

 (了)

 

 

 

 

 #今日のニュース #今日の話題 #安倍首相 #原爆の日 #核兵器禁止条約

 

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