志葉玲タイムス

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映画「新聞記者」を観た。もはやフィクションというよりノンフィクション

東京新聞の望月衣塑子記者の著作を原作とする映画「新聞記者」、試写で観たけど、もはや、フィクションというよりノンフィクションだよね。
https://eiga.com/movie/90346/

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映画「新聞記者」のフライヤー 

劇中、政権を批判する人物を身辺調査し、失脚させるという描写があるけど(前川喜平・前文部科学事務次官がモデル?)、そう言えば、以前、志葉も似たようなことが。

かつて志葉がイラク戦争の現地取材していた頃、「貴方は、監視されているから、自分の居場所とか詳しく書かない方がいい」的な話、人づてに日本政府筋から聞いたな。で、自衛隊の情報保全隊も、その内部文書を読む限り、イラク取材中の志葉をマークしていたらしい。まあ、実害は無かったけど、あまりいい気はしないよね。

あと、劇中、政府に都合の悪いジャーナリストの告発を「誤報」と決めつけて潰す、という描写もあったけど、これ、正に望月記者が直面していること。この問題については、以前、ハーバービジネスオンラインで書いたので、そちらを参照していただきたい。

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参院選も近いけれど、日本の報道の自由をいかに守るかも、今回の選挙の争点なのではないだろうか。

#参院選 #報道の自由 #新聞記者 #映画 

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