首相官邸のYoutubeより
https://www.youtube.com/watch?v=na33KqNrIno&t=2091s
安倍晋三首相は、4日、会見を行い、緊急事態宣言を今月31日まで延長すると記者団の前で語った。感染拡大防止策については、特に目新しいものはない一方で、「特定警戒」以外の地域は接触8割減の目標から外すとした。
国内で感染者数の最も多い東京都での新規感染者数はその日によって増減しており、大幅に減ったわけではない。これまでと同じやり方で今月末までに緊急事態宣言を解除できるかは疑わしく、再延長される可能性もある。休業手当の一部を国が支援する雇用調整助成金も支給が大幅に遅れている。このままでは、多くの人々がますます困窮することになる。
#雇用調整助成金 20万件の相談がある中で支給決定されたのは、たったの282件だけ。#緊急事態宣言 の期限を今月末まで延長したものの、さらに延長される可能性も高い。仕事が遅すぎる。もう少し早くから取り組むべきだったし、手続きをわかりやすく簡略化すべきだ。https://t.co/rKA0Ko6STP
— 志葉玲 『13歳からの環境問題』4/9発売 (@reishiva) 2020年5月4日
こうした中、ツイッター上では、何故、新型コロナ危機を終息できなかったのかの分析や経済的に困窮する人々、中小企業への支援策の欠如、今後の出口戦略の具体性の無さ等を指摘する声が相次いだ。
五月が出口に向かって進んでいく一ヶ月なわけないだろう。専門家は皆数年単位の闘いと言っている。リアリズムのかけらもない。安倍首相はいい加減にしてほしい。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2020年5月4日
安倍首相の記者会見。1ヶ月も緊急事態宣言を延長するというのに、同時に打ち出すべき具体的な追加的給付の話はなく、既に野党が口が酸っぱくなるほど強く求めている学生への支援や、既に法案も提出している家賃補助は「検討」するという鈍重さ。この段階で具体案を述べない時点でアウト。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2020年5月4日
なぜ緊急事態宣言の延長なのか。専門家会議は、医療提供体制の崩壊を未然に防止することを目的としている、と明記。
— 田村智子 (@tamutomojcp) 2020年5月4日
ところが医療体制をどうしていくのか、そのためにどれだけの人、予算が必要かが、政府から示されない。
感染確認の人数が減少方向でも、医療現場を考えると危機感を強めざるをえない。 pic.twitter.com/LIXFSVr2eM
首相会見で私が聞きたかったこと。
— 畠山理仁/『黙殺』(集英社文庫)発売中 (@hatakezo) 2020年5月4日
「緊急事態宣言を延期・解除する際、明確な数値目標がなければ『総合的な判断』という言葉で責任の所在が曖昧になる。国民が負担を感じないで生活できるようにするのが政治の仕事。数値目標の設定が効果的かつ責任ある対策につながると思うが、それはできないのか」
緊急事態宣言延長ということは〈5月6日までの緊急事態宣言〉という戦術が奏功しなかったということですね。であるならば何故、そうなったのか、戦術そのものの問題なのか、あるいは個々の作戦上の問題だったのか、そのくらいの検証は要ると思いますよ。でないと同じことの繰り返しになるだけですから。
— 松井計 (@matsuikei) 2020年5月4日
日テレの記者の質問は、
— 伊丹和弘@マリサポ兼記者 (@itami_k) 2020年5月4日
「感染者減少が期待未満だったから緊急事態宣言を延長することになったはずだ。減少が期待未満になったのは、休業補償などが十分でなかったためか。それとも別の要因か。その要因を受けて、どう改善するのか」
という本質を突いたものだったが、何も答えなかったな>安倍首相
トレンドランキング、日本で3位、世界で16位。#俺たち自粛お前は辞職 @AbeShinzo pic.twitter.com/XlZYKjapJg
— yamada shingo (@syashingo) 2020年5月4日