志葉玲タイムス

ジャーナリストが戦争・平和、人権、環境etcをテーマに発信

【批判まとめ】安倍首相の星野源さん「政治利用」動画、「安倍の犬」ネット工作員達

f:id:reishiva:20200413113224p:plain

安倍首相のツイッターより


  新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、政府や自治体が外出自粛や休業要請を行っている中、安倍晋三首相がツイッターに投稿した動画に批判が殺到している。これは、ミュージシャンの星野源さんがSNSで公開した楽曲「うちで踊ろう」とともに、安倍首相が自宅で過ごす様子をコラボしたもの。「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています」として、外出の自粛を呼びかけ、自身がペットの犬と触れ合ったり、読書をしたりテレビを観たりするという内容だ。

  だが、外出自粛や休業要請に伴い、多くの企業や自営業者等が経済的な打撃を受け、派遣切りなどの労働問題も起きているにもかかわらず、安倍政権が休業補償や生活保障のための現金給付を渋っている中、また仕事のため外出せざるを得ない人々が多くいる中、猛烈な反発を買うことに。安倍首相のツイッターには「困っているのは、飲み会ができないことじゃない」「くつろいでいる場合か」等と批判の書き込みが相次いだ。

 

 映画評論家の町山智浩さんは、安倍首相がやるべきことは自宅でくつろぐことではなく、国民の生活を守り安心して家にいられるようにすることだと指摘。

 

 弁護士で、ブラック企業大賞実行委員の、佐々木亮さんも「国民を怒らせにきた」とツイート。

 

  安保法制に反対した学生団体SEALDsの元メンバー、諏訪原健さんも「他人の苦しみや痛みを想像することができない人なんだろうなと、率直に思いました」と呆れた様子。

 

  全国一般東京東部労働組合の書記長・須田光照さんは、新型コロナ関連の労働相談が殺到していると訴えた。

 

 経済学者の大島堅一さんは、首相を一刻も早く辞めること最大の貢献、とバッサリ。

 

 他方、安倍首相が投稿した動画について、「コロナこわいけどぉ、安倍のイヌ見たら元気出た」と一言一句同じコメントするツイッターアカウントが「大量発生」。自民党のネット工作*ではないかと疑われている。

 

  「安倍のイヌ」大量ツイートについては、外務省が日本のコロナ政策への批判チェックに24億円の予算を計上していること(関連情報)にからめて、皮肉る人も。

 

 安倍政権に批判的な人々からは、「安倍のイヌ」として、安倍政権を露骨に支持し代弁者のように振る舞うメディア関係者を皮肉るツイートがいくつも投稿されることに。

 

 新型コロナ対策では、各国の大統領や首相が、自国の人々に協力要請や励ましのメッセージを送っているが、外出規制と共に休業保障や現金給付を行い、丁寧な説明を心がけるというケースが少なくない。

 

 安倍首相も、SNSの活用として、人気歌手である星野さんの動画に便乗してみたのだろうが、広報戦略としては完全に裏目。人々の生活を守るためのやるべきことをやらず、自身がくつろいでいる動画をアップした無神経さに、多くの人々が憤り、余計に不安にされているようだ。

(了)

 

*自民党ネットサポーターズクラブは、安倍政権支持の書き込みや、反安倍政権の市民や野党にネガティブキャンペーンを行っているとされている。

news.livedoor.com



 

          志葉玲タイムス-ジャーナリストが戦争・平和、人権、環境etcをテーマに発信 (c)Rei Shiva